私たちの生涯最高の瞬間−愛知初公開

私たちの生涯最高の瞬間

9/3(水)10:00ウィルホール(Lコード:48301)
9/4(木)10:00大会議室(Lコード:48318)
9/6(土)13:00北名古屋市文化勤労会館
9/7(日)13:30小牧市まなび創造館
監督来場予定

  • 英題:FOREVER THE MOMENT
  • 韓国/2007年/124分
  • 監督:イム・スンレ
  • 2008百想芸術大賞映画部門作品賞、2008ソウル国際女性映画祭
ハンドボールの名選手ミスク(ムン・ソリ)は、今では生活のために子連れでスーパーで働いている。そんな中、韓国代表チームに誘われる。男性監督（オム・テウン）の無理解と世代間の軋轢を乗り越え、アテネ五輪で活躍した女性たち。韓国で400万人が感動した実話の映画化。

シンガポール・ドリーム−愛知初公開

シンガポール・ドリーム

©Media Luna Entertainment

9/3(水)14:00ウィルホール(Lコード:48302)
9/7(日)10:00大会議室(Lコード:48325)
9/6(土)13:30弥富市総合社会教育センター
監督来場予定

  • 英題:SINGAPORE DREAMING
  • シンガポール/2006年/105分
  • 監督:イェン・イェン・ウー、コリン・ゴー
  • 2007東京国際映画祭最優秀アジア映画賞、2006サン・セバスチャン国際映画祭脚本賞
念願の宝くじを当てて金持ちの仲間入りをしようとした矢先に夫が急死。残された妻と娘夫婦、息子と恋人のそれぞれの夢と挫折を辛らつかつユーモラスに描く。インディペンデント映画としては、シンガポール過去8年で最高の興行収入を得た大ヒット作。

小梅姐さん−愛知初公開

小梅姐さん

©赤坂小梅生誕100年記念映画製作上映委員会

9/3(水)14:00大会議室(Lコード:48316)
監督来場予定

  • 日本/2007年/76分
  • 監督:山本眸古
  • 製作:赤坂小梅生誕100年記念映画製作上映委員会
「黒田節」、「小諸馬子唄」などの民謡で一世を風靡し、第1回を含め紅白歌合戦にも4度出場した国民的歌手、赤坂小梅。彼女の素晴らしい唄声を軸に、生まれ育った筑豊などを訪ね、その生涯を描くドキュメンタリー。

ストーン・エンジェル−愛知初公開

ストーン･エンジェル

9/3(水)18:50ウィルホール(Lコード:48303)

  • 英題:THE STONE ANGEL
  • カナダ/2007年/115分
  • 監督:カリ・スコグランド
  • 2007東京国際映画祭コンペティション部門
自分の人生は幸せだったのか？ ヘイガーは息子夫婦と施設に向かう途中、奔放な青春時代や多難だった結婚生活を振り返りる。一人の女性が老後に行き着く境地を、広大な自然を背景に描く感動の人生ドラマ。オスカー女優エレン・バースティンの名演に注目。

日常−愛知初公開

日常

9/3(水)18:30大会議室(Lコード:48317)
監督ほかゲスト来場予定

  • 日本/2006年/75分
  • 監督:笹部香
  • 配給:(株)エス・エス・エム
出演者はすべて吉本興業所属のお笑い芸人。ケンドーコバヤシ、次長課長をはじめ今人気の吉本若手芸人が大阪の街で繰り広げる、日常の1コマ1コマをスケッチしたちょっとシュールで心温まる群像コメディ。

秉愛(ビンアイ)(原題)−愛知初公開

秉愛(ビンアイ)

9/4(木)10:00ウィルホール(Lコード:48304)
監督来場予定

  • 英題:BINGAI
  • 中国/2007年/114分
  • 監督:フォン・イェン
  • 配給:山形国際ドキュメンタリー映画祭東京事務局
  • 2007山形国際ドキュメンタリー映画祭小川紳介賞・コミュニティシネマ賞
中国の国家的プロジェクト、三峡ダムの建設で水没を前に移住をさせられる長江の岸辺に暮らす100万人規模の農民たち。病弱の夫を支え、子供の教育に腐心しながら、立ち退きを迫る役人と戦い、断固移住を拒否する女性、秉愛の7年を追ったドキュメンタリー。

ファイター−日本初公開

ファイター

9/4(木)18:30ウィルホール(Lコード:48306)
9/6(土)10:00大会議室(Lコード:48323)
9/7(日)13:30日進市民会館
監督来場予定

  • 英題:FIGHTER
  • デンマーク/2007年/97分
  • 監督:ナターシャ・アーティー
  • 2008イエテボリ映画祭、2008ベルリン映画祭
女子高生アイシャはカンフー修行のため道場に入門。しかし、トルコ系移民で敬虔なムスリムの両親にとっては、娘が男に混じって格闘技をするなんてとんでもない。アイシャは、価値観の対立や家族、恋愛を通して自分の生き方を見つけていく。

ボーン・イントゥ・ブロッセルズ(原題)−日本初公開

ボーン・イントゥ・ブロッセルズ

9/5(金)10:00ウィルあいち(Lコード:48307)

  • 英題:BORN INTO BROTHELS:CULCUTTA'S RED LIGHT KIDS
  • アメリカ・インド/2004年/85分
  • 監督:ロス・カウフマン、ザナ・ブリスキ
  • 配給:アットエンタテインメント
  • 2004アカデミー賞ドキュメンタリー部門最優秀賞、2004サンダンス映画祭観客賞
インド・カルカッタで一人の女性カメラマンが見出した売春地帯に生まれ育つ8人の子供たち。彼らの暮らしに密着し、カメラの使い方、写真の撮り方を教えていく。過酷な現実で起きたかけがえのないエピソードを描いたドキュメンタリー。

ネコナデ−愛知初公開

ネコナデ

©『ネコナデ』製作委員会

9/5(金)14:00ウィルホール(Lコード:48308)
監督来場予定

  • 日本/2008年/85分
  • 監督:大森美香
  • 配給:AMGエンタテインメント(株)
IT企業の人事部長鬼塚（大杉漣）は、冷徹にリストラを遂行する一方で胃痛に悩まされる悲しき中間管理職。だが一匹の捨てネコとの出会いが、そんな鬼塚の日常にドラマティックな変化をもたらす…。『ネコナデ』に先立ち大森監督の短編『ヒロイン』(2005年/19分、主演:奥田恵梨華)を上映します。

今日という日が最後なら、−愛知初公開

今日という日が最後なら、

9/5(金)18:30ウィルホール(Lコード:48309)
監督来場予定

  • 日本/2007年/107分
  • 監督:柳明菜
  • 配給:アルゴ・ピクチャーズ
  • 2007アジア海洋映画祭イン幕張
2003年愛知県立旭丘高等学校卒業の柳監督が八丈島を舞台に描いた双子の姉妹の青春物語。幼いころに離ればなれになった双子の聖子と舞子。20年の時を隔てて、今を共に生きるために八丈島へ向かう。双子の妹、舞子を演じる柳裕美は監督の実妹。

ティラミス−日本初公開

ティラミス

9/5(金)18:30大会議室(Lコード:48322)
9/7(日)14:00ウィルホール(Lコード:48314)
9/6(土)13:00田原文化会館
監督来場予定

  • 英題:TIRAMISU
  • オランダ/2007年/90分
  • 監督:パウラ・ヴァンデルウスト
  • 2008ロッテルダム国際映画祭ワールドプレミア
年齢的な岐路に立ち、経済的にも破綻しつつあるベテラン女優のアンネ。12歳になる娘の育ったボートハウスだけは手放したくない。税理士ヤコブは手助けのため奔走するのだが…。父母の離婚に傷つく娘を愛しみながら、八方ふさがりの人生を切り開いていく。

空想の森−愛知初公開

空想の森

9/6(土)14:00大会議室(Lコード:48324)
監督来場予定

  • 日本/2008年/129分
  • 監督:田代陽子
  • 配給:(有)森の映画社
山田聡美さんは自由学園を卒業後、北海道新得町にある農場にやって来た。障がいのある人たちとの野菜作り、子どもを背負いながらの家事や食卓での夫婦の語らい、仲間との映画祭づくりが静かに描かれていく。タイトルの『空想の森』からは思い及ばない確実な生活を見せてくれるドキュメンタリー。

心理学者 原口鶴子の青春〜100年前のコロンビア大留学生が伝えたかったこと〜

心理学者 原口鶴子の青春

©2007 Tess Planning All Rights Reserved

9/4(木)14:00ウィルホール(Lコード:48305)
監督来場予定

  • 日本/2007年/95分
  • 監督:泉悦子
  • 配給:(有)テス企画
  • 2007東京国際女性映画祭
100年前、22歳で単身ニューヨークのコロンビア大学へ留学し、日本女性初の心理学博士号を取得するものの、志半ばの29歳でこの世を去った原口鶴子。先駆的女性の知られざる一生に光をあてた感動のドキュメンタリー。

パリ、恋人たちの2日間

パリ、恋人たちの2日間

9/4(木)19:00大会議室(Lコード:48319)

PG-12:12歳未満の方には、なるべく保護者が同伴してください。

  • 英題:2DAYS IN PARIS
  • フランス・ドイツ/2007年/101分
  • 監督:ジュリー・デルピー
  • 配給:アルバトロス・フィルム
  • 2007ベルリン国際映画祭
フランス人写真家マリオンとアメリカ人インテリアデザイナーのジャックは、付き合って2年になるＮＹ在住のカップル。マンネリ気味の関係をリフレッシュしようとベネチアへバカンスに出かけ、その帰途、マリオンの故郷パリで2日間過ごすことに。次々とカルチャーショックに襲われるジャック。果たしてふたりの恋の行方は。

アウェイ・フロム・ハー君を想う

アウェイ・フロム・ハー君を想う

©2006 The Film Farm/Foundry Films/pulling focus pictures Inc.

9/6(土)19:00ウィルホール(Lコード:48312)

  • 英題:AWAY FROM HER
  • カナダ/2006年/110分
  • 監督:サラ・ポーリー
  • 配給:ヘキサゴン・ピクチャーズ/アニープラネット
  • 2008アカデミー賞主演女優賞、脚色賞ノミネート
『死ぬまでにしたい10のこと』で女性ファンの熱い支持を得た女優サラ・ポーリーの長編初監督作品。結婚44年目の夫婦が見舞われた予期せぬ事態、それは妻フィオーナがアルツハイマーだと診断されたこと。孤独感に苛まれながらも妻を支える夫。夫婦の絆とは何かを考えさせる秀作。

−シネマ・ピクニック−   ピンチクリフ・グランプリ(日本語吹替え版)

ピンチクリフ・グランプリ

©1975 Caprino Filmcenter A/S. All Rights Reserved.

9/7(日)14:00大会議室(Lコード:48326)
特別料金：600円

  • ノルウェー/1975年/90分
  • 監督・編集・アニメーション:イヴォ・カプリノ
  • 配給:日活株式会社
1975年公開から30年を経てなお、ノルウェー映画界で観客動員数No.1記録を保持する脅威の人形アニメーション。人形のみならず背景にまでこだわりぬいた精緻なつくり、愛すべきキャラクターたち、そして迫力のカーレース・シーンなど、大人から子どもまで楽しめる作品です。
「シネマ・ピクニック」については、イベント情報をご覧ください。

水で書かれた物語

水で書かれた物語

9/3(水)10:00大会議室(Lコード:48315)
監督、岡田茉莉子さん来場予定

  • 日本/1965年/120分
  • 監督:吉田喜重
  • 配給:現代映画社
地方の銀行員松谷(入川保則)は、自分の美しい母親(岡田茉莉子)と婚約者ゆみ子(浅丘ルリ子)の父が愛人関係にあると疑い、結婚に踏み切れない。そうであれば、兄妹の関係にあるからだ。近親相姦の危険をはらむ、石坂洋次郎の原作を吉田喜重監督が大胆、見事に映画化。

野良犬

野良犬

9/5(金)10:00大会議室(Lコード:48320)

  • 日本/1949年/122分
  • 監督:黒澤明
  • 配給:新東宝
新米刑事(三船敏郎)が、ベテラン刑事長(志村喬)に助けられながら、盗まれた拳銃と、それによって引き起こされる強盗殺人犯の行方を追う犯罪サスペンス。戦後間もない東京の街並みや風俗、そこで生きる人々を活写する黒澤監督現代劇の傑作。

おかあさん

おかあさん

9/5(金)14:00大会議室(Lコード:48321)

  • 日本/1952年/98分
  • 監督:成瀬巳喜男
  • 配給:新東宝
戦災にみまわれたクリーニング店再開に向けた福原一家の母(田中絹代)を中心とした物語。夫(三島雅夫)、長男が相次いで病死するなど不幸に遭いながらも父の弟子であった木村(加東大介)の助けを得ながら、健気に生きる母親とそれを見つめる娘(香川京子)を繊細に描く。

東京タワーオカンとボクと、時々、オトン

東京タワーオカンとボクと、時々、オトン

©2007「東京タワーo.b.t.o.」製作委員会

9/6(土)10:00ウィルホール(Lコード:48310)

  • 日本/2007年/143分
  • 監督:松岡錠司
  • 配給:松竹
3歳のボクは、遊び人のオトン(小林薫)と別れたオカン(樹木希林)に連れられ、小倉から筑豊のオカンの実家に戻ってきた。オカンは、妹の小料理屋を手伝いながら、女手一つでボク(オダギリジョー)を育て始めるのだった。リリー・フランキー原作のベストセラーを映画化。2007年日本アカデミー賞最優秀作品受賞。

母べえ

母べえ

©2007「母べえ」製作委員会

9/6(土)14:00ウィルホール(Lコード:48311)

  • 日本/2008年/132分
  • 監督:山田洋次
  • 配給:松竹
原作者、野上照代は、『羅生門』('50)で監督と出会い、『生きる』('51)以後、黒澤全作品の助手を務めた、本映画祭の運営委員。『母べえ』は原作『父へのレクイエム』('84年)を山田洋次監督が『母べえ』と改題し映画化したもの。戦時中、思想犯として検束された父と留守家族との交流を描く。(出演 野上佳代:吉永小百合、野上滋:坂東三津五郎、山崎徹:浅野忠信)

それでもボクはやってない

それでもボクはやってない

©2007フジテレビジョン アルタミラピクチャーズ 東宝

9/7(日)10:00ウィルホール(Lコード:48313)
監督来場予定
※日本語字幕付 シーン・ボイスガイド付

  • 日本/2007年/143分
  • 監督:周防正行
  • 配給:東宝
通勤ラッシュの電車の中で痴漢に間違われた青年(加瀬亮)が、その後1年にわたり裁判を経験する姿を描く。果たして青年は無罪か有罪か。監督自らが3年以上取材を続け、日本の刑事裁判制度の問題点を明らかにした社会派ドラマ。2007年の数々の映画賞を総なめにした。