Oh Happy Day

Oh Happy Day

9/7(水)11:00ウィルホール
9/8(木)19:00大会議室
9/10(土)13:30豊明市文化会館
監督、ロッテ・アナセン来場予定

  • デンマーク/2004年/カラー/93分
  • 監督:ヘラ・ヨーフ
  • 脚本:ヘラ・ヨーフ、ヤニク・ヨハンセン、ロッテ・アンデルセン
  • 出演:ロッテ・アンデルセン、マリク・ヨダ
人前にでることが苦手で、かつての夢だったミュージカルスターの道をあきらめたハンナ。夫のいいなりの毎日を送り、教会の合唱隊に所属する彼女が、たまたま教会の合唱の指導にやってきたジャクソンとの出会いにより、変貌をとげていく。自分に自信を持つことの大切さを教えてくれる感動作。

フライング・ボーイズ(公開タイトル「僕らのバレエ教室」)

フライング・ボーイズ(仮題)

9/7(水)15:00ウィルホール
9/11(日)13:30犬山市南部公民館
監督来場予定

  • 英題:Flying Boys
  • 韓国/2004年/カラー/119分
  • 監督:ピョン・ヨンジュ
  • 脚本:シン・ヘウン、ソ・ウノ
  • 出演:ユン・ゲサン、キム・ミンジョン
  • 配給:エスピーオー
現在兵役のため芸能活動から離れている人気K-POPグループg.o.dのメンバー、ユン・ゲサン初主演作品で、『ナヌムの家』『密愛』で韓国女性監督の第一人者ピョン・ヨンジュがメガフォンをとった。高3の冬休み、無免許運転がばれてバレエスクールに通うはめになった男子学生ミンジェとそこで出会ったちょっと荒っぽい女の子スジンとの青春ストーリー。

雲が出るまで

雲が出るまで

9/8(木)10:00ウィルホール
9/9(金)18:30大会議室
監督来場予定

  • 英題:WAITING FOR THE CLOUDS
  • フランス、ドイツ、ギリシャ、トルコ/2004年/カラー/88分
  • 監督・脚本:イェシム・ウスタオール
  • 出演:ルチュハン・チャルシュクル、リドヴァン・アージュ
トルコ北部の民族紛争を描く。国勢調査員が早朝、小さな港町ツレボルーを訪れるところから始まる、8歳の少年メフメットの目を通して明らかにされる老女アイシェの悲劇的な過去。NHKサンダンス脚本賞受賞。1999年上映の「太陽への道」(劇場公開タイトル「遥かなるクルディスタン」)に続くイェシム・ウスタオール監督作品。

ダブルシフト-子育て奮闘記-

ダブルシフト

9/7(水)19:00大会議室
9/9(金)13:40ウィルホール
9/10(土)13:30豊田市民文化会館
9/11(日)13:30小牧市まなび創造館
監督、プロダクション・デザイナー来場予定

  • 英題:DOUBLE SHIFT
  • スウェーデン/2004年/カラー/87分
  • 監督:マリア・エッセーン
  • 脚本:ステファン・アーンヘム
  • 出演:エーリック・エーリックソン、リーサ・ヴェルリンデル
タクシードライバー・ヨーナスとお天気キャスター・エンマのカップルに女の子が産まれる。エンマは8か月間、育児休暇を取った後「今度はあなたの番よ」と颯爽と仕事へ復帰する。娘の育児は想像以上に大変だが、人手不足の職場に育児休業のことが切り出せないヨーナス。仕方なく娘を助手席に乗せてタクシーを運転するのだが…。

私の青い鳥

Bluebird

9/9(金)10:00大会議室
9/10(土)13:30ウィルホール
監督来場予定

  • 英題:Bluebird
  • オランダ/2004年/カラー/76分
  • 監督:マイケ・デ・ヨング
  • 脚本:ヘレナ・ヴァン・デル・ムーレン
  • 出演:エルスケ・ロテヴェール、ケース・スコルテン
メレルの弟カスパーは、サリドマイドの障害を持って生まれてきたが明るく屈託のない性格。メレルは毎日、海の好きな彼を車椅子に乗せて港に連れて行ってやる。そんな弟思いの彼女だが、学校では優等生すぎてクラスメイトからいわれのないイジメにあっている。ある日、通学の列車で友だちになった黒人の青年が1冊の本をくれた…。メレルは自力で「青い鳥」を探せるのだろうか。

暖春

暖春

9/8(木)10:00大会議室
9/10(土)16:30ウィルホール
監督来場予定

  • 英題:Warm Spring
  • 中国/2003年/カラー/89分
  • 監督:ウーラン・ターナ
  • 出演:ティエン・チェンレン、チャン・イェン、ハオ・ヤン
  • 提供:新星映画有限公司
1980年代の末、中国の山西省の農村が舞台。孤児となった7歳の少女、小花(シャオフア)は里親の虐待に耐えられず、隣村の芍薬村(シャオヤオ村)に逃げ込む。そこで通りかかった初老の農民、宝柱(パオチュウ)の父に育てられることになるが…。中国メディアに“大催涙弾”と称され、中国全土を感動の渦に巻き込んだ人間愛にあふれる感動作。中国で最も歴史のある第27回大衆電影百花奨「最優秀作品賞」受賞、小花を演じる張妍(チャン・イェン)は、中国映画史上最年少(公開時満8歳)で同じく「主演女優賞」受賞。

YES(公開タイトル「愛をつづる詩」)

YES(原題)

9/10(土)19:00ウィルホール

     
  • 英題:YES
  • イギリス、アメリカ/2004年/カラー/100分
  • 監督・脚本:サリー・ポッター
  • 出演:ジョアン・アレン、サイモン・アブカリアン
  • 配給:ギャガ・コミュニケーションズ
学者として忙しい日々を送っている女と訳あってレバノンを離れてレストランのコックをしている男がある夜、出会う。女は空虚で孤独な結婚生活から、男は深い悲しみの過去からお互いに惹かれあうのだが、男は再びレバノンへ戻る決意をしてしまう。「耳に残るは君の歌声」のサリー・ポッター監督最新作。

the Letter(仮題)

the Letter

9/11(日)14:30ウィルホール

  • タイ/2004年/カラー/105分
  • 監督:パウーン・チャンタラシリ
  • 脚本:コンデート・チャトゥランラッサミー
  • 出演:アタポーン・ティーマゴーン、エーン・トンプラソム
  • 配給:IMX
バンコクでプログラマーとして働くデュウは、祖母の葬式で訪れたチェンマイでトンと出会う。惹かれ合った二人は遠距離の愛を実らせ、結婚する。しかし、二人の愛に溢れた幸せな生活は永遠に続くものではなかった。非情な運命によって引き裂かれた二人が悲しみを乗り越える愛の物語。第13回タイ国批評家連盟賞「最優秀主演女優賞」受賞作品。韓国映画「手紙」(1997年)のリメイク作品。

魂の色

魂の色

9/7(水)19:00ウィルホール

  • 英題:THE COLOUR OF SOUL
  • ドイツ/2003年/カラー/100分
  • 監督・脚本・製作:ヘルマ・サンダース=ブラームス
  • 出演:エヴァ・マッテス、ジルベール・ディオップ
  • 協力:東京国際女性映画祭実行委員会
看護婦のマラが勤めるベルリンの病院に声が出なくなったセネガルの歌手ジルベールが手術のためにやって来た。しかし、病院が閉鎖され、行き場を失ったジルベールをマラは同情からアパートへ連れて帰り、しだいに歌を教わるようになった。アフリカ音楽を通したジルベールとの魂の交流の中で、マラは自分の心を徐々に解放していく。本映画の監督は作曲家ブラームスの血を引いている。

昔と今

昔と今

9/8(木)18:30ウィルホール

  • 英題:THEN AND NOW
  • フィリピン/2003年/カラー/130分
  • 監督:マリルー・ディアス=アバヤ
  • 脚本:リッキー・リー
  • 出演:ディナ・ボネビー、エウラ・バルデス、ジーン・ガルシア、チェリー・パイ・ピカチェ
  • 協力:福岡市総合図書館
1983年に発表したアバヤ監督作品「モラル」の登場人物のその後の物語。フィリピンの4人の女性の変わらぬ友情を中心に彼女たちを取り巻くそれぞれの家族の悩みを軽快なタッチで描く。親の看護、ゲイの息子、シングルマザーの娘、不妊等、それぞれが葛藤の中で自分の幸せを求めていく。日本では少し忘れられている家族の強いつながりやあたたかさが感じられる作品。

…ing(公開タイトル「アメノナカノ青空」)

…ing(原題)

9/9(金)10:00ウィルホール
9/10(土)13:30師勝町民総合体育館
監督来場予定

  • 英題:…ing
  • 韓国/2003年/カラー/102分
  • 監督:イ・オニ
  • 脚本:キム・ジン
  • 出演:イム・スジョン、イ・ミスク、キム・レウォン
  • 配給:松竹
幼い頃から体が弱く病院のベッドの上で生活をしてきたミナ。バレリーナに憧れるミナといつまでも娘の幸福を守り続けたいと願う母・ミスク。静かな2人の生活にいきなりヨンジェという青年が現れ、ミナは徐々に彼に惹かれていく。イ・オニ監督デビュー作。「マイ・リトル・ブライド」のキム・レウォンと「スキャンダル」のイ・ミスクと「箪笥」のイム・スジョンが共演。

ベアテの贈りもの

ベアテの贈りもの

9/8(木)13:30ウィルホール
監督来場予定

  • 英題:The Gift from Beate
  • 日本/2004年/カラー/92分
  • 監督・脚本:藤原智子
  • ナレーション:宮崎絢子
  • 製作:「ベアテの贈りもの」製作委員会、日本映画新社
日本を深く愛する両親とともに多感な少女時代を日本で過ごしたベアテ・シロタ・ゴードン。不思議な運命の糸は、彼女を、日本国憲法に男女平等の精神を盛り込むために尽力する道へと導くこととなる。この「ベアテの贈りもの」を受けとった戦後の日本女性の歩みをとらえたドキュメンタリー。全編に、ベアテの父で世界的なピアニストのレオ・シロタの美しい演奏が流れる。

せかいのおわり

せかいのおわり

9/9(金)18:00ウィルホール
監督来場予定

  • 英題:world's end * girl friend
  • 日本/2004年/カラー/112分
  • 監督:風間志織
  • 脚本:及川章太郎
  • 出演:中村麻美、渋川清彦(KEE)、長塚圭史
  • 配給:ビターズ・エンド
三沢と慎之介が営む盆栽屋に、彼氏の家を追い出されたはる子が転がり込んできた!慎之介はナンパばかりしているが、本当は一途にはる子を想っている。三沢は届かない愛情を慎之介に寄せているが、バイセクシャルである。はる子は…。一緒にいることで勝手に浮かれたり、傷ついたり、嫉妬したり―。三人の想いはグルグルまわる。

山中常盤

山中常盤

9/10(土)10:00ウィルホール
英語字幕付
監督来場予定
PG-12 :12歳未満の方には、なるべく保護者が同伴してください。

  • 英題:Into the picture scroll-The Tale of Yamanaka Tokiwa
  • 日本/2004年/カラー/100分
  • 監督・脚本:羽田澄子
  • 作曲・三味線:鶴澤清治
  • 作調・小鼓・打物:仙波清彦
  • 配給:自由工房
近世初期の絵師、岩佐又兵衛の作とされる絵巻物「山中常盤」を主題とした美術映画。古浄瑠璃の語りにつれて展開する牛若丸とその母常盤御前の悲劇の物語が、新たな表現力をもって迫る。羽田監督の独創的な手法は、織田信長に殺された又兵衛の母への想いをも描き出す。新たな視点から絵巻物の豊かな世界を再発見した美術映画の力作。

ヤカオランの春 あるアフガン家族の肖像

ヤカオランの春

9/8(木)13:20大会議室

  • 英題:The Spring of Yakaolang
  • 日本/2004年/カラー/83分
  • 企画・制作・監督:川崎けい子、中津義人
  • 脚本・編集:中津義人
  • 取材・写真:川崎けい子
  • 撮影:堀田泰寛(JSC)、川崎けい子
  • 配給:パイオニア映画シネマデスク
2003年春。パキスタン、ペシャワール郊外のアフガン難民キャンプ。教師のアクバルは、難民キャンプの学校でアフガニスタンの歴史や地理を教えていた。彼の故郷はアフガニスタンの山岳地帯のふもとにあるヤカオラン。かつてその地はタリバンに支配されていた。アクバルは、決して語るまいと心の奥底に封印していた暗い過去の秘密を吐露し始める。それは、故郷で起こった衝撃の真実だった。

みやび 三島由紀夫

みやび 三島由紀夫

(C)遠崎智宏

9/10(土)10:00大会議室
監督来場予定

  • 英題:MESSAGE FROM & TO YUKIO MISHIMA
  • 日本/2005年/カラー/74分
  • 監督:田中千世子
  • プロデューサー:鈴木隆一、すずきじゅんいち
  • 出演:平野啓一郎、関根祥人、野村万之丞
  • 制作:フィルムヴォイス
  • 配給:パンドラ
三島由紀夫生誕80周年記念。作家の平野啓一郎をはじめとして現代に活躍する11人のアーティスト・文化人が、それぞれの三島観を語るドキュメンタリー作品。平野は文学について語り、現代美術の柳幸典は、九州の海から“三島と日本と自分”について考える。三島の霊魂が、21世紀の芸術家たちを通して私たちに何を語りかけているのか。

ガラスのうさぎ

ガラスのうさぎ

9/11(日)11:00大会議室

  • 英題:The Glass Rabbit
  • 日本/2005年/カラー/85分
  • 監督:四分一節子
  • 製作:桂壮三郎
  • 脚本:小出一巳、末永光代
  • 声の出演:竹下景子、最上莉奈
  • 配給:「ガラスのうさぎ」製作委員会
東京大空襲で母と二人の妹を失い、さらに父までも亡くし一人残された敏子は孤独と悲しみの中で生き抜いていく。少女の目を通して戦争の恐ろしさと平和の大切さを訴えた作品。ロングセラーとなった高木敏子原作の『ガラスのうさぎ』のアニメ化。戦争と平和について考えさせる作品。

人間の約束

人間の約束

9/7(水)11:00大会議室
吉田喜重監督来場予定

  • 日本/1986年/124分
  • 監督:吉田喜重
  • 原作:佐江衆一『老熟家族』
  • 脚本:吉田喜重、宮内婦貴子
  • 出演:三國連太郎、村瀬幸子、河原崎長一郎、佐藤オリエ、杉本哲太
東京の新興住宅地、三世代が同居するごくありふれた家庭で寝たきりの老母タツが死亡する。やがて彼女の夫・亮作が「自分が殺した」と自首をしてきた。しかし、亮作には明らかに認知症の症状があらわれていた…。現代家族の夫婦愛、親子の絆について深く考えさせられる吉田喜重監督渾身の力作。芸術選奨文部大臣賞を受賞。

流れる(成瀬巳喜男生誕100周年記念)

流れる

9/7(水)14:30大会議室
岡田茉莉子さん来場予定

  • 日本/1956年/117分
  • 監督:成瀬巳喜男
  • 原作:幸田文
  • 脚本:田中澄江、井手俊郎
  • 出演:田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子、岡田茉莉子
  • 配給:東宝
時代の移り変わりとともに没落する芸者置屋を舞台に様々な女たちを描く。幸田文原作の同名小説の映画化。田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子、岡田茉莉子、栗島すみ子ら日本映画を代表する女優陣の競演も見どころの群像劇。

稲妻(成瀬巳喜男生誕100周年記念)

稲妻

9/10(土)14:00大会議室
香川京子さん来場予定

  • 日本/1952年/93分
  • 監督:成瀬巳喜男
  • 脚本:田中澄江
  • 出演:高峰秀子、香川京子、三浦光子
  • 配給:大映
成瀬巳喜男監督が、林芙美子の原作を田中澄江脚色で映画化した名品。複雑な家庭環境の下に育った末娘が、家を出て自立していく姿を描く。バスガイドとして働く清子には、父親の違う二人の姉と一人の兄がいた。 ある日、長姉夫婦が清子に縁談をもちかけるが、清子には姉夫婦の意地汚い魂胆が見え透いて、とても話を進める気にはなれない…。

恋の花咲く 伊豆の踊子

恋の花咲く 伊豆の踊子

9/11(日)11:00/ウィルホール
活弁・楽団演奏つき

  • 日本/1933年/93分/サイレント
  • 監督:五所平之助
  • 脚色:伏見晁
  • 出演:田中絹代、大日方傳
  • 弁士:澤登翠
  • 楽団:カラード・モノトーン
  • 配給:マツダ映画社
川端康成原作『伊豆の踊子』初映画化作品。伊豆を舞台にエリート学生と旅芸人の身分違いの恋を描く。ヒロインは昭和を代表する大女優・田中絹代が演じる。日本映画史上に燦然と輝く不朽の名作を弁士・澤登翠さんの活弁と楽団の生演奏つきで上映。

チルソクの夏

チルソクの夏

9/11(日)13:30大会議室

  • 日本/2004年/114分
  • 監督・脚本:佐々部清
  • 出演:水谷妃里、上野樹里、桂亜沙美、三村恭代
  • 配給:プレノンアッシュ
チルソクとは韓国語で七夕の意味。1977年、下関で姉妹都市の釜山との間で行われた親善陸上競技大会。そこで知り合った郁子と韓国の高校生の安は、文通を続け一年後の再会を約束する。しかし、安は受験を控え、郁子との交際を厳しく反対される。下関出身の歌手、山本譲二が主人公の父親役を好演。