ヘラ・ヨーフ監督(デンマーク)

ヘラ・ヨーフ監督
1961年デンマーク生まれ。演劇学校を1990年卒業後、舞台、映画、テレビの子供番組の司会で活躍する。長編映画監督デビュー作は「Shake It All About」。今回の「Oh Happy Day」は2作目の長編映画で、アメリカでディズニーによってリメイクされる予定。
ヘラ・ヨーフ監督は、都合により来場されなくなりました。

ロッテ・アンデルセンさん(デンマーク俳優)

ピョン・ヨンジュ監督(韓国)

ピョン・ヨンジュ監督
1966年ソウル生まれ。大学卒業後、中央大学大学院で映画を学ぶ. 1995年に元従軍慰安婦を追ったドキュメンタリー「ナヌムの家」で監督デビューする。1997年に続編「ナヌムの家U」、1999年に完結編「息づかい」を完成させている。この3部作は世界各国の映画祭で上映され多くの賞を受賞している。初めての劇映画「蜜愛」は、2003年の本映画祭で上映されている。

イェシム・ウスタオール監督(トルコ)

イェシム・ウスタオール監督
東部トルコ生まれ。建築を学び修復の分野で修士号を取得。フリーのジャーナリスト、ビデオ・ワークショップのディレクターを経て、1994年「The Trace」で長編デビュー。世界各国の国際映画祭に参加、高い評価を得る。2作目の「遙かなるクルディスタン」で1999年に本映画祭へゲスト来場。
イェシム・ウスタオール監督は、都合により来場されなくなりました。代わって、フリージャーナリストの景山咲子さんが来場されます。

藤原智子監督(日本)

藤原智子監督
東京大学で美術史を専攻。卒業後、記録映画監督を志す。 1960年「オランウータンの知恵」でデビュー。一時、企画・脚本に専念したが、1980年に監督復帰後、日本の伝統文化・伝統芸能に関する仕事を続け、1995年以降は「杉の子たちの50年」をはじめ「ルイズ、その旅立ち」など日本の近・現代史を問う長編ドキュメンタリーを発表。数多くの賞を受賞している。今回、5回目のゲスト来場。

イ・オニ監督(韓国)

イ・オニ監督
1976年生まれ。本作が長編映画のデビュー作。韓国の国立芸術大学映画・映像学部で学び、卒業後、昨年の本映画祭で上映された「子猫をお願い」のスタッフを務めている。

マリア・エッセーン監督(スウェーデン)

マリーア・エッセーン監督
ストックホルム大学で映画について学んだ後、1993年にアメリカのコロンビア大学大学院の監督プログラムに入る。1995年に初の短編映画「Ticket to Ride」を制作し、最優秀学生作品としてニューヨーク、ロサンゼルスで上映され、その後も国際映画祭で賞を獲得する。

オーサ・イサクソンさん(スウェーデン プロダクション・デザイナー)

風間志織監督(日本)

風間志織監督
高校1年の時に8ミリ「お楽しみは悲劇から」で映画制作に目覚める。翌年「0×0 (ゼロカケルコトノゼロ)」がぴあフィルムフェスティバルに入選、スカラシップを獲得し制作した16ミリ短編「イみてーしょん、インテリあ」がトリノ国際映画祭招待作品となる。2002年に「火星のカノン」でゲスト来場した。

羽田澄子監督(日本)

羽田澄子監督
岩波映画製作所入社後、写真文庫、記録映画の編集に携わる。初監督作品は「村の婦人学級」。1980年同社退社後、フリーで記録映画の演出をする。1982年の「早池峰の賦」で女性監督としてはじめて芸術選奨文部大臣賞を受賞。今回、6回目のゲスト来場。

マイケ・デ・ヨング監督(オランダ)

マイケ・デ・ヨング監督
オランダフィルム・アンド・テレビアカデミーに入学前、アムステルダムのソーシャルアカデミーに通っていた。1989年に長編映画「In krakende Welstand」を初監督。2作目の「Heartbreaking」(1993)では賞を獲得している。また、テレビの子供番組ディレクターとしても活躍している。
マイケ・デ・ヨング監督は、都合により来場されなくなりました。代わって、メレルを演じたエルスケ・ロテヴェールさんが来場されます。

ウーラン・ターナ監督(中国)

ウーラン・ターナ監督
内モンゴル出身。中央演劇学院脚本演出科を卒業後、内蒙古テレビ局で数々の短編ドラマを制作。2003年、構想に4年費やし長編映画「暖春」でデビュー。この作品で中国電影金鶏奨「新人監督賞」を受賞。2作目「暖情」が2004年山西省で封切られ、全国公開された。

田中千世子監督(日本)

田中千世子監督
1949年山梨県生まれ。高校教諭を経てフリーの映画評論家となり、「キネマ旬報」誌を中心に執筆活動を展開。ベルリン、カンヌ、ヴェネツィア等の国際映画祭で国際映画批評家連盟賞の審査員や、内外の映画祭のコーディネート(日本でのハンガリー映画祭、オーストリア映画祭、またロッテルダム映画祭の神代辰巳特集など)をつとめる。明治学院大学非常勤講師。著書に「イタリア・都市の歩き方」。映画づくりは野村万之丞監督の『萬歳樂』(1999年)のプロディースから始まる。監督作に『藤田六郎兵衛 笛の世界』(2001年)があり、『みやび 三島由紀夫』は3作目にあたる。

岡田茉莉子さん(日本俳優)

香川京子さん
東京都渋谷区生まれ。父はサイレント映画時代のスター、岡田時彦。母は宝塚歌劇のスター、田鶴園子。高校卒業後、母の強い希望により、東宝演技研究所に入る。その年の8月、川端康成原作、成瀬巳喜男監督の映画『舞姫』で、女優としてデビュー。岡田茉莉子の芸名は、亡き父と同様に、谷崎潤一郎によって名づけられる。東宝専属のスターとして数多くの映画に出演。1957年以後は、女性映画を中心とする松竹に移籍する。1962年、映画出演百本記念として『秋津温泉』を自ら企画し、演出を吉田喜重監督に依頼。この作品により、数多くの女優賞を受ける。1964年、吉田監督と結婚。以後は松竹を離れ、テレビ、舞台にも活躍の場を広げる。2001年、女優歴50周年の記念すべき年に、映画『鏡の女たち』に出演。同映画は02年、カンヌ国際映画祭で特別上映、03年に公開される。(あいち国際女性映画祭2002特別上映作品)これまでに出演した映画は、180本以上。

香川京子さん(日本俳優)

香川京子さん
東京都出身。都立第十高女(現・豊島高校)卒業後、新東宝に入社。1950年島耕二監督の「窓から飛び出せ」でデビュー後、「おかあさん」(1952年 成瀬巳喜男監督)、「ひめゆりの塔」(1953年 今井正監督)、「東京物語」(1953年 小津安二郎監督)、「近松物語」(1954年 溝口健二監督)、「深い河」(1995年 熊井啓監督)など、日本を代表する巨匠たちの名作に出演している。黒澤監督作品は「どん底」「悪い奴ほどよく眠る」「天国と地獄」「まあだだよ」に出演。1990年「式部物語」(熊井啓監督)でキネマ旬報助演女優賞、日本映画批評家大賞、「まあだだよ」で田中絹代賞、日本アカデミー最優秀助演女優賞を受賞。1998年紫綬褒章、2004年旭日小綬章を受賞。著書に『ひめゆりたちの祈り』(1992年 朝日新聞社刊)がある。

竹下景子さん(日本俳優)

竹下景子さん
愛知県名古屋市生まれ。東京女子大学 文理学部社会学科卒業。1973年NHK「波の塔」でデビュー。「クイズダービー」での活躍をはじめ「モモ子シリーズ」「北の国からNHK大河ドラマなどの多数のテレビドラマに出演。映画「男はつらいよ」の32作、38作、41作でマドンナ役をつとめる。1993年出演の「学校」で第17回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞を受賞。「学校」「望郷」で第6回日刊スポーツ映画大賞 助演女優賞を受賞。1999年出演の「夫の宿題」でアジアTV祭 主演女優賞を受賞。1984年写真家 関口照生氏と結婚。2児の母。著書として「ハロープラスワン」「ファミリーヘウエルカム」がある。2005年「愛・地球博」の日本館総館長に就任。

川崎けい子監督(日本)

川崎けい子さん
1960年茨城県生まれ。保健、福祉、環境、国際問題、歴史などの分野を中心に、PRビデオ、教養・教育ビデオの脚本・演出を担当する。1999年からパキスタンのアフガン難民やアフガニスタン国内で暮らす人びとを取材し、写真ルポを雑誌等で発表。2001年10月、飯田橋のセントラルプラザで初のアフガニスタンの女性事情についての講演を行う。