映画祭2002シンボルマーク あいち国際女性映画祭2002
ゲスト情報


吉田喜重監督 岡田茉莉子さん
コニー・ウルサー監督 マリア・ヴルグラー・リッチさん
イム・スルレ監督 セシリア・ホルベック・トリアー監督
羽田澄子監督 風間志織監督
山崎博子監督 中村麻美さん

  ※「家族の旅立ち」はアネット・k・オレソン監督の代わりに主演女優のマリア・ヴルグラー・リッチさんが来場します。
    また「火星のカノン」に出演の中村麻美さんも来場します。
   「ワイキキ・ブラザーズ」はイム・スルレ監督の代わりに製作会社マネージャーのチョ・ウンジョンさんが来場します。


         
吉田喜重監督 写真 吉田喜重監督(日本)
関係作品名:「鏡の女たち
関係イベント:ゲストトーク・講演
福井県生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒業後松竹大船撮影所に助監督として入社。木下恵介監督に師事する。'60「ろくでなし」で監督デビュー。'64女優・岡田茉莉子と結婚。松竹を離れる。その後独立プロ、現代映画社を設立し、テレビ美術番組の制作や映画製作を行う。'87「人間の約束」で芸術選奨文部大臣賞を受ける。その後、オペラや執筆業に携わる。本作品は「嵐が丘」以来14年ぶりの19本目の作品である。


岡田茉莉子さん 写真 岡田茉莉子さん(日本・女優)
関係作品名:「鏡の女たち
関係イベント:ゲストトーク
東京生まれ。父はサイレント映画時代のスター岡田時彦。母は宝塚歌劇のスター田鶴園子。高校卒業後、東宝演技研究所に入り、成瀬巳喜男の「舞姫」でデビュー。'57以降は女性映画を中心とする松竹に移籍する。映画出演100本記念として「秋津温泉」を自ら企画し、演出を吉田喜重監督に依頼。この作品で数多くの女優賞を受ける。'64吉田喜重監督と結婚。本作品は女優歴50周年を迎えての154本目の作品となる。


コニー・ウルサー監督 写真 コニー・ウルサー監督(ドイツ)
関係作品名:「ネバー・マインド・ザ・ウォール
関係イベント:ゲストトーク
社会学、スペイン語を専攻後、写真に転向。照明、制作・監督助手を経て、ベルリンのドイツ映画&テレビ学校へ入学。96年に卒業制作した“Das erste Mal”がその年の最優秀作品の評価を受ける。以後、映画のさまざまなジャンルや方法を用い才能を発揮。主にテレビ映画で活躍していた。本作品が長編映画デビュー作となる。


     
マリア・リッチさん 写真 マリア・ヴルグラー・リッチさん(デンマーク)
関係作品名:「家族の旅立ち
関係イベント:ゲストトーク
73生まれ。99演劇学校で演技を学び、シェークスピアの2つの劇に出演。その後、舞台女優として、数々の演劇で活躍する。“Killer Joe”で脚光をあび、アキ・カウリスマキ監督の脚本を基にした演劇“I Hired a Contract Killer”にも出演。主に舞台で活躍しながら、テレビ・シリーズや映画にも出演。今後が楽しみな若手女優である。


イム・スルレ監督 写真 イム・スルレ監督(韓国)
関係作品名:「ワイキキ・ブラザーズ
関係イベント:ゲストトーク
イム・スルレはHanyang University とパリの大学を卒業。助監督を経てソウル短編映画祭でグランプリを受賞。'96“Three Friends”で長編デビューを果たす。本作品は2作目にあたるが、全州映画祭でオープニングを飾った。


セシリア・ホルベック・トリアー監督 写真 セシリア・ホルベック・トリアー監督(デンマーク)
関係作品名:「アンジェリカとローネの夏休み
関係イベント:ゲストトーク
デンマーク生まれ。デンマークのデザイン学校で写真を学ぶ。卒業後、国立映画学校とデンマークテレビで才能を発揮する。短編映画を撮っていたが、'97長編デビュー作“Agnes Dei”が評判となった。本作品は長編2作目にあたる。


羽田澄子監督 写真 羽田澄子監督(日本)
関係作品名:「元始、女性は太陽であった 平塚らいてうの生涯
関係イベント:ゲストトーク
26年旧満州大連生まれ。自由学園卒業後の50年、岩波映画製作所に入社。57年の「村の婦人学級」を第1作に、90本あまりも手がけている。77年には初の自主作品「薄墨の桜」を製作し、82年の「早池峰の賦」では女性監督としてはじめて芸術選奨文部大臣賞を受賞。当映画祭には4回目の出品となる。


風間志織監督 写真 風間志織監督(日本)
関係作品名:「火星のカノン
関係イベント:ゲストトーク
埼玉県生まれ。84年度PFFに「0×0(ゼロカケルコトノゼロ)」が入選し、PFFスカラシップを獲得。高校卒業時製作した16ミリ短編「イみてーしょん、インテリあ」がトリノ国際映画祭招待作品となる。その後世界的に高い評価を得た「冬の河童」で当映画祭にも来場している。


中村麻美さん 写真 中村麻美さん(日本・女優)
関係作品名:「火星のカノン
関係イベント:ゲストトーク
’95映画「ファザーファッカー」で鮮烈なデビューを飾る。以降、「クロネコヤマト」「南アルプス天然水」のCM、テレビドラマ等で幅広く活躍。映画の代表作は「富江」「御法度」「東京ゴミ女」「白い船」。「東京ゴミ女」の番外編「甘い風景」「失敗・恋・永遠」の監督・脚本も手がける。水戸短編映像祭の特別賞受賞作をもって、今回映像作家のワークショップの講師も兼ねる。


山崎博子監督 写真 山崎博子監督(日本)
関係作品名:「タラウマラの村々にて
関係イベント:ゲストトーク
大阪生まれ。関西大学ドイツ文学科卒業後、コピーライターなどを経て働き、80年に渡米。コロンビア大学、UCLA大学院映画科で学び、16ミリやビデオの短編を作り続ける。89年に、「ジャクスタ」で、ロサンジェルス女性映画祭最優秀短編映画賞(リリアン・ギッシュ賞)を受賞。角川春樹監督「天と地と」、蔵原惟繕監督「ストロベリーロード」の北米ロケのスタッフとして働く。91年、「ぼくらの七日間戦争2」の監督・脚本をするために日本に帰国。日本映画監督協会で、女性として初めての理事を2期務める。女性映画人の集まり「女正月の会」の発起人のひとり。ドキュメンタリー「いのちの生まれる時、ブラジルにて」などがある。



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