今年は、38作品の応募があり、厳正なる審査の結果、以下の方の作品を最優秀賞といたしました。最優秀作品は、今年の映画祭のポスター及びリーフレット表紙デザインとして使用し、愛知県内の公共施設、各映画館、ウィルあいちほかで掲示及び配布します。
最優秀賞:清 長 寛 さん
- 【作品のテーマ】
- 光の三原色や夜明けをテーマに、様々な女性の生き方や、それぞれを取り巻く環境が交差し混ざり合うことで、より明るく力強い光となっていく様子を表現しています。

- 【作品講評】
- 審査委員長:白木 彰(グラフィックデザイナー・愛知県立芸術大学名誉教授)
- 本映画祭も今年で30回を迎え、ポスターやリーフレットを飾るグラフィックデザインも一つの節目となる作品になりました。本年選出の作品は、フィルムや幾何形態を柔らかい色彩で構成した優しさを感じるものです。バランスの良い造形とパステル調のグラデーションが、この作品を観る人にさまざまなイメージを連想させます。この作品には懐かしさと新しさが同居して、映画の歴史と将来を暗示しているようにも思えます。