第三の男

  • The Third Man
  • ドラマ
  • 9月5日(土)10:00 ウィルホール(Lコード:40727)/戸田奈津子さん特別講演 12:00
  • 前売 1,000円/当日 1,200円
  • イギリス/1949/105分
  • 監督:キャロル・リード
  • 出演:ジョゼフ・コットン、オーソン・ウェルズ
  • 配給:東宝東和
  • 1949カンヌ国際映画祭グランプリ
第二次大戦後のウィーン。親友ハリー・ライムの招きで、ウィーンを訪れた小説家ホリー・マーチンスは、到着早々ハリーの死を知らされる。ハリーの葬式に出席したホリーは、そこでイギリス軍のキャロウェイ少佐から、ハリーは麻薬の売人で死んで当然の男だったという話を聞く。ハリーの死に疑問を感じたホリーは、死の真相を探ろうと決意。その結果、彼の死を目撃した男が3人いることを突き止めた。そのうち2人は判ったが、“第三の男”だけはどうしても判らない。

特別講演「すべての始まり、“第三の男”」

  • 9月5日(土)12:00 ウィルホール『第三の男』上映後

いまや字幕翻訳の第一人者として、誰もがその名を知る戸田奈津子さん。戸田さんは、どのようにして字幕翻訳者となっていったのでしょうか。字幕翻訳を意識した映画『第三の男』との出会いや、この映画の魅力について語っていただくとともに、字幕翻訳者として花開くまでの半生を、お話ししていただきます。

戸田奈津子さん

26 toda natsuko

東京都出身。津田塾大学英文科卒業。長い下積みを経たあと字幕翻訳者のプロとなり、以後数々の名作、大作映画の字幕を担当。現在までに1500本以上の作品を手がける。来日する映画人の通訳も依頼される、日本の映画界を代表する字幕翻訳者。